昔は形が違った日本のナンバープレート
タイヤショップツーエルです。
昨日は、車のナンバープレートに使えない文字があるっと記事に書きましたが、
このナンバープレートですが、1955(昭和30)年までは形が違ったようです。
現在の日本の普通車用ナンバープレートは横330×縦165mmのサイズで、
上段に地域名、3桁の分類番号、下段にひらがなと4桁の一連指定番号が記載されます。
そもそも 日本の自動車にナンバープレート装着が義務付けられたのは、1907年(明治40年)当時で、
自動車を所有できたのはごく一部の富裕層だけでしたので、公道においても自動車通行のための信号や交通標識などの設備はなく、
交通安全といった意識もないものでしたが、
自動車事故が多発するようになり、ナンバープレート装着が義務付けられたのです。
初期のナンバープレートは、4桁の数字のみといたってシンプルなもので、
大きさは現在よりやや小ぶりであったものの、形はこのときからほぼ変わっていませんが、
以前は、分類番号は1桁、地域名は「広島」であれば頭文字の漢字1文字「広」で、
東京においては地域名のないナンバーでした。
当時のナンバープレートの大きさは、タテ155mm、ヨコ310mmで、今よりやや小ぶりだったようです。
しかし自動車の保有台数の増加により4桁の数字だけでは足りなくなり、東京都以外では数字の前に
府県名の頭文字をアルファベット表記することになります。
ただし、アルファベットがわかりづらいということで漢字に変更されます。
数字は、府県により4桁と3桁があったようです。
現在のナンバープレートでは希望ナンバーや図柄入りナンバープレート(2015年6月〜)が登場し、
地名も陸運局登録事務所の所在地の他に市区町村名を表示できるご当地ナンバーも登場しました。
平成から令和になり、今後 ナンバープレートは、どんな変化があるのでしょうね。
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