タイヤショップツーエルです。

今日は、軽バン・小型トラックに装着されている「145R12 6PR」の「145R12 8PR」の
違いについて書こうと思います。

６ＰＲ（ロク プライ・レーティング）や8ＰＲ（ハチ プライ・レーティング）と呼びます。
タイヤの強度を表します。

タイヤの強度を増すために
何重にもキャンバス（布地）を貼り重ねた構造にして、貼り重ねた枚数が
６枚と８枚だから、6PR　8PRとなりました。

数値が高いほど負荷能力が高くなります。

ちなみに、下の画像のように、
このサイズだと空気圧350kPaまで入れられ、1輪あたり450kgの荷重まで耐えられます。
８ＰＲだと450kPa/520kgと強力になります。

8PRになると、タイヤ代も高くなりますが、
タイヤが硬くなっていますので、タイヤも長持ちします。

荷重容量も高くなりますので、荷物を重い荷物を運ぶには
8PRのタイヤの方がいいとも言えます。

そして、145R12 6PRの後に書かれている　LＴは、小型トラック用の意味です。

軽トラは荷物を運ぶなど乗用車とはまた使用環境が異なるため、
それに合わせて専用タイヤを使用するのがおすすめです。