使用済みタイヤは、どうなるの?

タイヤショップツーエルです☺暑くなったり寒くなったりで気温差が激しいですが、風邪には気を付けましょうね!

さて本日は、クルマの消耗品のひとつであるタイヤが、年間にどれぐらい消費されているか、知ってますか?

日本国内で年間約1億本、世界中では年間約10億本ものタイヤが使用済みになっているそうです。こうした使用済みタイヤは、どこにいってどのように処理されているのでしょうか。

タイヤは基本的に、粗大ゴミとして捨てることはできませんので、タイヤを購入した店舗や整備工場、ガソリンスタンドなどで新品のタイヤと交換したときに、使用済みタイヤを引き取ってもらうことになります。

日本タイヤリサイクル協会の2017年の統計によると、回収された使用済みタイヤは、93%がリサイクルに回されています。

おもなリサイクル用途は「燃料」であり、廃タイヤの約6割を占めています。
タイヤから生まれる燃料は軽油や重油のように質が良く、国内の廃タイヤだけでは供給が追いつかないほどの需要があります。

さらに燃料としての役割を終えて残った灰は、コンクリートの材料や着色剤などにも活用されています。
このように廃タイヤは、適切に処分すれば最後まで惜しみなくリサイクルされるのです。

 タイヤは、衝撃を吸収したり荷重を支えるために、ゴム以外にもいろいろな材料が使われています。タイヤの骨格を形成するカーカスと呼ばれる層には、ポリエステルやナイロンが使われていますし、トレッド(地面と接する面)とカーカスの間を補強するベルトにはスチールコードが使われています。

再生タイヤは別名『リトレッドタイヤ』または『更生タイヤ』と呼ばれており、走行して摩耗してしまったトレッドゴム(路面と接する部分)を新しく貼り替え、タイヤとしての機能を甦らせて再使用するタイヤです。

すり減ったタイヤでも、それら基礎部分となるところはきちんと機能しているので、トレッド面をきれいに削り取って、新しいトレッド面を貼り付けることで『再生タイヤ(リトレッドタイヤ)』を作ることができます。

再生タイヤ(リトレッドタイヤ)は、トラックやバス、航空機や建設機械で利用されています。

再生タイヤの歴史は意外に古く、日本では高度経済成長期が終わる前あたり(1970年前後)から台頭し始め、普及率でみると日本が18.2%に対し、アメリカ52%、ドイツ43%と高い水準です。

 さらに、使用済みタイヤは、再生ゴム原料として使用されます。

いらなくなったタイヤを粉砕しゴムチップやゴム粉にし、気づいたことがあるかもしれませんが、クッション性が求められる陸上競技場やグラウンド、公園などの舗装充填材、人工芝、アスファルト混合物やその他ゴム成型品などで再利用されます。

さらに近年では高品質の再生ゴムでタイヤの品質が低下しないこともありタイヤ原料へ再利用されています。使用済みタイヤは、どうなるの?

タイヤは消耗品ですが、ほとんどの使用済みタイヤがリサイクルされています。

このように、いらなくなったタイヤがこんなにも、いろんな用途があるとは思いませんでしたよね😆?!

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