平成元年に誕生した車たち
広島県福山市に店舗があるタイヤショップツーエルです。
本日は3月の最終日ですね。明日の4月1日は、新しい元号が発表になりますね。
どんな漢字になるんでしょう。
昭和、平成、○○っと3世代を過ごす事になります・・・
平成も30年余りの間に、クルマは大きく変革し、さまざまな名車が誕生しました。
平成の始まりと同時に誕生した名車たちを紹介します。
トヨタ セルシオ
セルシオは、トヨタ自動車が、高級セダン。
日本国外では同社が展開する高級車ブランドレクサスのモデル「レクサス・LS」として販売される一方、日本では国内向けの仕様変更等のうえ、日本名「セルシオ」としてトヨタブランドで販売された。
2005年からは日本国内でもレクサスブランドの展開が開始され、2006年9月にはセルシオ(3代目)の後継車種にあたる新型LS(4代目)を発売。
取扱店もレクサス店に完全に移行され、セルシオの名称は消滅した。
「いつかはクラウン」と言われた最上級車を超える存在として誕生したモデルが、セルシオです。
エンジンはV型8気筒の4リッターを積み、足まわりにエアサスを備え、当時のメルセデス・ベンツやBMWにも負けないパフォーマンスを持つクルマ。
現在も使われるトヨタのエンブレムが採用されたのもこのセルシオから。新世代トヨタの先駆けとなったクルマです。
日産 180SX
180SX(ワンエイティエスエックス)とは、日産自動車が製造していたクーペ型の乗用車である。日本ではSXの部分を省略し、ワンエイティ愛称で親しまれました。
S13型シルビアS13とは姉妹車(同型番車種)で、同様に「901活動」の成果が盛り込まれた車種の一つです。
「日産からのプレゼンテーションです」というキャッチコピーで誕生した。リトラクタブルヘッドランプを装着し、スポーティな印象を全面に出したデザインは若者を中心に支持を得ます。
その後、姉妹車のシルビアがモデルチェンジを繰り返す中、180SXは、旧世代のS13の構造を10年間つらぬき、そのためモデル末期には組立ラインには乗せられず、ほぼ手作業で生産することになったといいます。それでも、メーカー側が簡単に無くすことができなかった愛されたクルマでした。
1989年5月22日。8代目スカイライン発表。
先代KPGC110の生産終了より実に16年ぶりとなるGT-R復活であり、平成元年に生まれた最高の名車といえば、R32型スカイラインGT-R。
日産が当時掲げていた「901運動(1990年代までに技術の世界一を目指す運動)」の最重要車種として誕生し、ボディ、エンジン、足まわりに当時の日産の技術のすべてが注ぎ込まれました。
16年ぶりのGT-Rグレードには直列6気筒2,568ccツインターボのRB26型エンジンが搭載され、このエンジンは現在も名機と名高いものです。
FRベースの4WDは4輪に自在に駆動力を配分させることができるアテーサE-TSを搭載し、走行安定性も抜群に高いクルマでした。
マツダ ユーノスロードスター
ライトウェイトオープンスポーツを代表する名車です。
非力なライトウェイトスポーツの中でもクルマを操る楽しさを存分に味わうことができ、目一杯アクセルを開けて楽しめるクルマでした。
スバル レガシィ
レガシィ(LEGACY)は、SUBARU(旧・富士重工業)が生産・販売するセダン型普通自動車。
1980年代に倒産の危機を迎えていたスバルを救ったのがレガシィです。1966年から使われ続けたスバル1000のプラットフォームと決別し、完全新設計で開発されました。
テストドライバーである辰巳英治氏が世界中のあらゆる道を徹底的に走り込み、どんな道でも納得のいくセッティングがされました。
水平対向エンジンと4WDから生み出される走破性能と、加減速時に姿勢変化を少なくするアンチダイブ・アンチスクォット・ジオメトリーから生み出される走行安定性は世界から絶賛され、
後のWRC参戦に繋がります。
平成元年はバブル経済の絶頂期で、各メーカーが競って「良いクルマ」を作り出した年でした。この時代に生まれたクルマたちは、現在でも通用する、時代に先駆けたものが多数あります。
新しい元年には、どんな車が誕生するのでしょうね。
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