飛行機のタイヤの構造って?

タイヤショップツーエルです。

11月3日は、文化の日ですが、大型連休以外はお休みではないので、本日も多くのお客様がご来店されています。

先日の記事に「大型ジェット機のタイヤのこと」を書きましたので、今回は、「飛行機のタイヤの構造」の記事を書いてみようと思います😊

飛行機の着陸時、「タイヤのパンク」があっては、大変なこと!
航空機のタイヤは何度も何度も時速270km近い速度で滑走路に接触し、着陸ごとに行われ旅客機のタイヤ1本は38トンの重量に耐えられる。

地面と接触するトレッド部分の張り替えは、必要になるまでに約500回の着陸が可能でタイヤの寿命までに7回繰り返せるとか。

高い耐久性を実現させるのは、空気圧を最大にすることで、航空機用タイヤには、自動車用タイヤの6倍近い圧力で空気が入れられています。

 

航空機用タイヤの強度が高いのは、タイヤの側面が特に分厚いからではなく、トレッドの下に埋め込まれた糸にナイロンの糸が使われ、最近ではアラミド繊維が使われているものもあるようで、ゴムで被覆された、タイヤの骨格を形成する部材の層により、荷重を支えて空気圧に耐える力が生まれるとか。

航空機のタイヤは、高い技術で作られているのと、毎日の点検で安全を守っているなんて、すごいことです。
ちなみに、ブリヂストンタイヤの航空機用タイヤは、世界シェア40%とか。