使用済みタイヤの行方って知っていますか?

タイヤショップツーエルです。
11月に入って、急に寒くなったので、こたつを出しました。
これで、こたつで、居眠りする回数が増える気がします(笑)

さてさて、車の消耗品のひとつであるタイヤが、年間にどれぐらい消費されているか、ご存知ですか❓
日本国内でだけで、年間約1億本のタイヤが、使用済みになっているそうです。重量で表すと、約100万トンになります。

47都道府県で考えると、1県あたり 約200万本のタイヤが新しくなっているようです。

回収された廃タイヤの約90%は、道路の舗装材、緩衝材、ゴムシート化などの様々な形でリサイクルされています。
一部の状態の良い廃タイヤは、再びタイヤとして再利用されます。

また、表面を再加工して新しいタイヤに戻し、使用するというリサイクル方法もあります。
廃タイヤの半分以上は、細かいチップにされたあと焼却され、工場のボイラー燃料などとして利用されるのです。

①熱利用

使用済みタイヤのうち63%は熱利用され、エネルギーに変えられます。中間処理工場で使用済みタイヤを細かく切断したタイヤチップを、工場などでボイラーの燃料として用いるのです。
利用しているのは製紙工場が一番多く、他に製鉄やセメントやタイヤメーカーの工場でも使われています。また、輸出も行っています。

②更生タイヤ
更生タイヤとは、摩耗したタイヤの基礎部分(台タイヤ)を活用して、新しいトレッド面を貼り付けて、再利用するタイヤです。
すり減ったタイヤでも、それら基礎部分となるところはきちんと機能しているので、トレッド面をきれいに削り取って、新しいトレッド面を貼り付けることで『更生タイヤ』を作ることができます。更生タイヤは、トラックやバス、航空機や建設機械で利用されています。
 
③再資源化

使用済みタイヤの約11%は、再生ゴム原料として使用されます。粉砕されたゴムチップやゴム粉が、さまざまな用途に用いられます。たとえば、クッション性が求められる陸上競技場やグラウンドなどの舗装充填材、人工芝、アスファルトや混合物やその他ゴム成型品などです。

タイヤは消耗品ですが、ほとんどの使用済みタイヤがリサイクルされています。
ちなみに、一般的には走行距離3万km程度でのタイヤ交換がオススメですので、一度 前回タイヤ交換した時から愛車の走行距離を確認してみてくださいね。

 

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