同じタイヤサイズでも冬タイヤと夏タイヤでは大きさが違う

広島県福山市のタイヤショップツーエルです。

先日 冬タイヤと夏タイヤで、同じタイヤサイズを写真に撮りました!↓


🖕🏼左側が、冬タイヤ。右側が夏タイヤです。

そこで、疑問が💡

同じタイヤサイズなのに…
冬タイヤ夏タイヤとでは大きさ(タイヤ幅)が違いませんか?

ちなみに、こちらのタイヤは、
ブリディストンのブリザックVRXとセーバリングで
タイヤサイズは、155/65R14です。

 

そこで、男性スタッフに聞いてみたところ
同じタイヤ幅でも、メーカーにより許容範囲があるので、問題ないし、
冬タイヤは、あえて、幅を大きくしている、見せているとのこと。

では、なぜ 冬タイヤはタイヤ幅を大きくしているのか!?

冬タイヤは、タイヤショルダー部分を角ばらせているデザインにしています。

🖕🏼赤い〇部分が、ショルダー部分です。

タイヤのショルダー部分は、人間でいうと肩の部分になります。

冬タイヤは、スクエアショルダーという角ばった形。
夏タイヤは、ラウンドショルダーというなで肩の形が、特徴です。


冬タイヤに採用されるスクエアショルダーは、
接地面が広く、路面にショルダー部を食い込ませてグリップを得ることが出来るように
設計されています。

ですので、同じタイヤ幅のサイズでも
冬タイヤは、ショルダー部分を角ばらすことで、大きくし、
接地面を多くして氷の上や雪の上で
冬タイヤの機能グリップをしっかりと得るようにしている。

タイヤの一部分においても、安全性や快適性を高める
見えない工夫がされているなんて、すごいですね😊

タイヤの構造は奥が深いです。

タイヤの構造についても
分かりやすい画像でしたので、GOODYEAR様のホームページからお借りしました。