タイヤの交換時期はココをチェック

クルマを購入したばかりという方、それほど詳しくないという方であれば、
どのタイヤが自分のクルマに合っているのか、

どこを見ればよいのかといった「タイヤの選び方」には頭を悩ますのではないでしょうか?

タイヤは消耗品ですから走れば走るだけすり減りますし、あまり多く走らない場合でもタイヤは経年劣化し、ゴム硬化やひび割れが発生していきます。
タイヤの劣化消耗のみではなく、大きなホイールを装着しインチアップしたい場合もタイヤ選びに直面することになるでしょう。

そこで今回は、タイヤを購入するタイミングやバランスのいいタイヤサイズ、タイヤの見方、車種に合ったタイヤ選びなど、タイヤ購入する際に注意すべき点などを紹介していきます。

タイヤの交換時期はココをチェック

新品のタイヤの溝は通常8mm(スタッドレスを除く)です。

タイヤには使用限界を示すスリップサインというものががあります。

 

タイヤの溝に少し盛り上がっている部分です。
タイヤがすり減り、タイヤのブロック面とスリップサインが同じ高さになり、
つながってしまえば限界です。

ブレーキ性能が低下するのみでなく、雨の日にはより低い速度でタイヤがグリップを失う
ハイドロプレーニング現象になりやすいので非常に危険な状態といえます。

ハイドロプレーニング現象とは!? Wikipedia より

自動車などがの溜まった路面などを走行中に、タイヤと路面の間に水が入り込み、
車が水の上を滑るようになりハンドルブレーキが利かなくなる現象。

ハイドロプレーニング現象

また、タイヤの溝が残っている場合でも交換が必要になる場合も。タイヤはゴムでできていますが、
ゴムは紫外線、熱などにより劣化していき、タイヤの表面にシワやひび割れが発生します。

タイヤは使用環境にもよりますが、3~5年を目安に交換するのが理想です。

夏冬のタイヤ交換の際には屋内で保管するなど、直射日光の当たらない場所で保管することにより、
タイヤの寿命は伸ばすことができます。

タイヤのひび割れは、これらの自然現象だけでなく、タイヤワックスの塗り過ぎなども原因になっています。
タイヤワックス使用の際には十分注意が必要です。

 

タイヤサイズを確認する

タイヤの側面に必ず記載されているタイヤサイズには全て意味があります。
ここでは、パッと見てよくわかりにくいロードインデックスと速度記号について紹介していきましょう。

ロードインデックスとはタイヤの負荷能力を示しています。
例えば65なら290kgを意味します。数字が高くなればなるほど負荷能力が高くなるということです。

■ロードインデックス(LI)について

LIは、規定の条件下で、そのタイヤに負荷できる最大負荷能力を示す数字です。
ロードインデックスの最大負荷能力は以下の通りです。

LI 負荷能力(kg)
62 265
63 272
64 280
65 290
66 300
67 307
68 315
69 325
70 335
71 345
72 355
73 365
LI 負荷能力(kg)
74 375
75 387
76 400
77 412
78 425
79 437
80 450
81 462
82 475
83 487
84 500
85 515
LI 負荷能力(kg)
86 530
87 545
88 560
89 580
90 600
91 615
92 630
93 650
94 670
95 690
96 710
97 730
LI 負荷能力(kg)
98 750
99 775
100 800
101 825
102 850
103 875
104 900
105 925
106 950
107 975
108 1000
109 1030
LI 負荷能力(kg)
110 1060
111 1090
112 1120
113 1150
114 1180
115 1215
116 1250
117 1285
118 1320
119 1360
120 1400
121 1450

 

次に速度記号についてですが、速度記号とはタイヤが対応する最高速度を意味します。

■速度記号について

速度記号 L Q R S H V W Y
最高速度(km/h) 120 160 170 180 210 240 270 300

 

S→180 T→190 H→210 V→240 W→270 Y→300超 Q→160が一例で、単位はkm/hです。
Qは主にスタッドレスタイヤに使用されています。
速度記号が高いタイヤはタイヤの側面が強い造りになっており、高速走行でのタイヤの変化を抑制。
高性能のスポーツタイプの輸入車などにはW規格やY規格が多く使われています。

 

最新の輸入アジアタイヤの性能

偏平率の差で、国内タイヤメーカーと輸入アジアタイヤとの価格差が広がります。

例えば、国内メーカータイヤ1本分の価格でアジア輸入タイヤが
4本買えるほどの差がでます。

輸入アジアタイヤでも、ナンカン、クムホ、ハンコック、ケンダは日本での実績も多く、
問題なく使用できます。

以前は、片減りが早かったり、ワイヤーがすぐに出てきたりする例もあり、安かろう悪かろうの時期もありましたが、今は品質もあがってきていますので、海外製タイヤもタイヤ選びの際の候補にいれてみてはいかがですか?

 

ドレスアップ目的であれば、やはり中国台湾メーカーもおススメです。
レイダン・ハイフライ、トライアングルといったあまり耳にしないタイヤメーカーのタイヤも
輸入されています。

国内メーカータイヤが100%の価格なら、ナンカンタイヤが約60%、レイダンは約50%の価格で購入できることも! 価格やお店によっても変わってくるので、インターネットで検索してみてください。

ナンカンタイヤレイダンタイヤを安く購入するなら!

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