タイヤ点検が重要です!
車の部品の中で唯一路面と接しているのがタイヤです。
「走る」、「曲がる」、「止まる」といった車の基本的な性能はすべてタイヤを通じて路面に伝えられています。安全で快適なカーライフのために、タイヤの点検は欠かせません。
月に一度はタイヤ点検をしましょう。
空気圧は適正ですか?
タイヤの空気は乗用車の場合、1ヶ月で約5~10%も自然に抜けていきます。日本自動車タイヤ協会のデータによると、乗用車120台中49台が空気圧不足であるというデータがあります。
空気圧不足のまま走行すると、燃費の悪化、走行性能の低下、偏摩耗などタイヤの損傷・故障の原因となります。
では、どのように対策をしていけばいいでしょうか。
タイヤの損傷・故障を未然に防ぐためには…
●対策Ⅰ
走行前に適正空気圧かどうか点検をして下さい。適正空気圧は車種によって異なりますので、運転席側のドア付近または給油口に貼付された空気圧表示シールで確認してください。
●対策Ⅱ
走行前の冷えている時に、定期的に空気圧を確認してください。
尚、窒素ガスを充満すれば”自然低下”を抑えることが出来ます。
●対策Ⅲ
バルブやバブルコアは長く使用するうちに、ゴム部分が劣化し、空気漏れの原因となります。
タイヤ交換時にバルブも一緒に交換することをお勧めします。
ミゾは充分に残っていますか?
すり減ったタイヤで走行するとハンドルもブレーキも効かなくなり、重大事故の原因となります。
特に雨の日の高速道路等では、タイヤと路面の間の水をかき出す力(排水性能)が低くなり、タイヤが浮く状態になることで、ハンドルやブレーキが効かなくなるハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。
事故が増える雨の日も安全に走るために…
走行前にタイヤの残り溝をチェックしましょう。残り溝が1.6ミリになる目安としてスリップサインが設けられています。スリップサインが1箇所でも出ると使用してはいけないことが法律で定められています。