タイヤのひび割れの発生時期や進行を早めてしまう4つの要因

広島県福山市に店舗があるタイヤショップツーエルです。

少し前になりますが、4月8日は、「タイヤの日」だったって、ご存知でしたか?
春の全国交通安全運動の実施月である4月を8は輪(タイヤ)のイメージからとったものだそうです。

先日4月6日にダンロップさんが、全国一斉点検を実施!っというのも、納得です。
その時の記事 → 4月6日にダンロップがタイヤ安全点検を47会場で実施

一般社団法人日本自動車タイヤ協会のタイヤ健康管理が重要さて、「ヒビがある」「タイヤがツルツル」などの場合は、タイヤ交換が必要です。
今年のゴールデンウイークの大型連休前に、タイヤ点検をしてみてください。

連休になると、タイヤ屋さんも休業となりますので、タイヤの状態をチェックしてみて、
やばい!っと思った方は、タイヤ交換をしてくださいね。

なお タイヤショップツーエルは、4月30日~5月6日まではお休みとなりますので、交換は早めにお願いします。

そして、タイヤのひび割れの発生時期や進行を早めてしまう4つの要因について説明してみます。

タイヤを高温多湿の場所に取り外し保管している

タイヤのロングライフに貢献する劣化防止剤は、高温多湿状態であるほど内部から抜け出しやすくなります。
スタッドレスタイヤや夏タイヤを装着しないシーズンに熱や湿度等の影響が及びやすい場所に取り外し保管していれば、
ダメージは通常保管時よりも蓄積しているため、装着時にはひび割れが起こりやすくなってしまいます。

運転する機会が少ない・走行する距離が短くてタイヤに適度に刺激を与えていない

紫外線等に対するバリア機能を備える劣化防止剤は、タイヤに適度な刺激を与えることで内部からにじみ出てきます。
運転する機会が少なくて、走行時の距離が短い傾向にあれば、タイヤには十分な物理的刺激を与える事ができないために、
環境因子に対する防御力が不足してしまいます。

タイヤ表面に劣化防止剤のにじみ出る量が少なければ、環境因子によるダメージは蓄積しやすいため、
ひび割れは起こりやすくなります。

タイヤの空気圧が車両指定以下となっている状態で走行を続けている

タイヤの空気圧が車両指定以下の低い状態であるにもかかわらずに走行を続けることは、
ひび割れを起こすやすくする、進行を早めてしまう要因の一つです。

空気圧が車両指定以下となっていれば、タイヤに無理な力が加わってしまいます。
無理な力が加わりやすいのは、タイヤ側面部のサイドウォールです。
ゴムの厚みが薄いサイドウォール部は、空気圧が車両指定以下だと、ひび割れが最も起こりやすい場所となっています。

油性タイヤワックスを利用して頻繁にドレスアップをしている

ドレスアップのために用いるワックス剤には、油性と水性の2種類があり、特に、紫外線と反応しやすく、塗布すれば化学反応によって、劣化防止剤を必要以上に表面部へとにじみ出させてしまう効果の強い油性タイプは、ひび割れを発生・促進させやすいと指摘されています。

適度な量であれば紫外線等に対するバリア機能を備える劣化防止剤は、あまりにも多く表面部へと分泌されてしまうと、
硬化スピードを速めて、ひび割れを起こしてしまう原因物質となってしまいます。

 

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