自動車の車庫証明を取る方法

タイヤショップツーエルです。

4月から新社会人になる方は、自動車を購入する方もいらしゃるかもしれませんが、
まず必要となるのが、その自動車のナンバープレートを付ける作業です。
ナンバープレートを交付してもらうためには、自動車の保管場所がどこなのかが明記されている「車庫証明書」が必要となります。

自分で自動車を所有するときには、車自体を車体番号から特定し、その個体をどこの誰兵衛さんが所有している、ということを明らかにする必要があります。それを表しているのがナンバープレートです。

ナンバープレートが必要な理由

ナンバープレートに同じものはなく、それぞれの車に固有のものが装着されているのは、それを見れば誰の持ち物で、どの車種であるかをわかるようにするためです。
そのナンバープレートを発行してもらうときに、車庫証明書、正式には自動車保管場所証明書も必要となります。

ここで間違えやすいのは、「自宅の住所を担当する警察署」ではなく、「車庫の住所を担当する警察署」ですので発行の際はご注意下さい。

書類は、各都道府県警のホームページからダウンロードもできる

広島県警察署からダウンロード出来ます。自動車保管場所証明申請書(PDFファイル)

広島県警察署

車庫証明は車を登録する前に用意しておかなければなりません。そしてその有効期限は、およそ1ヶ月となっています。

車庫証明の発行事務は警察署が行っている

●自動車保管場所証明申請書
●保管場所標章交付申請書
●保管場所の所在図・配置図
●保管場所使用権原疎明書面(自認書)または保管場所使用承諾証明書
●自動車の使用者の住所を確認できるもの(運転免許証など)

自動車保管場所証明申請書 

自動車保管場所証明申請書 
書く場所:車のメーカー名や型式、大きさ、使用者の住所と保管場所の住所など

保管場所の所在図・配置図 

保管場所の所在図・配置図
書く場所:車庫のおおまかな位置と、その場所のどこに車を置くのかなど

車庫証明発行の申請の流れ

必要書類が用意できたら、保管場所を管轄する警察署に行きます。
車庫証明の受付は、土日祝日を除く平日の9時から17時に行われています。
認印を持っていったほうがいいです。

窓口で受け付けをしてもらい、順番が来たら書類に不備がないかどうかの確認を受け、問題なければ申請手数料を支払います。
手数料は都道府県によって異なりますが、およそ2000円です。
手数料を支払うと納入通知書兼領収書がもらえます。これは車庫証明の受け取りの際必要となりますので、大事に保管して下さい。
これで申請手続きは終了です。

ここから警察署では、提出された保管場所の所在図と配置図をもとにして、警察官が実際にその場所を確認して間違いがないかどうかを確かめます。

そういう作業が必要なため、車庫証明は申請から1週間ほど発行までに時間が必要です。
具体的な受け取りまでに掛かる日数に関しては、申請時に警察署で確認できます。

そして最後に、車庫証明の受け取りです。
申請時に確認した受け取り日になったら、警察署に行きます。
納入通知書兼領収書を窓口に提示し、標章交付手数料の500円を支払います。
この標章というのは、車のリアガラスに貼る丸形のステッカーです。
このステッカーとともに自動車保管場所証明書、いわゆる車庫証明書と、保管場所標章番号通知書を受け取れば手続きは終了です。

保管場所標章番号通知書は車検証などと一緒に保管し、保管場所標章は車のリアガラスに貼り、そして車庫証明は車を登録するときに運輸支局や自動車検査登録事務所に提出します。

自動車を購入したお店にお任せすることも出来ますが、時間がある場合は自分でするものいいかもしれません。
多少なりとも安くなるかもしれません。

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