クルマのバッテリー上がりと応急処置
タイヤショップツーエルです。
今日はひな祭り🎎お昼はチラシ寿司を頂きました😊美味しくて2杯も完食👅
さて本日は・・・皆様も一回は経験したことがあるかな?
バッテリーが上がった場合の対処法これは是非覚えておいた方がいいです👌
車のバッテリーが上がる原因
車のバッテリー上がりの原因として多いのが、ヘッドライトやハザードランプといったライト類や室内灯(←これよくあります)の消し忘れです。
2016年の夏休みにJAF(日本自動車連盟)への救援依頼内容の中でバッテリー上がりは高速道路上で4位、一般道などで1位。一般道では約3割がバッテリー上がりによる救援依頼です。ライトの消し忘れといううっかりミスがバッテリー上がりを引き起こしています。
最近の車では消し忘れたヘッドライトをエンジン停止させた後、自動的にOFFにする機能が付いています。
ライトのつけっぱなし
エンジンが停止した状態で、ヘッドライトや室内灯を点灯し続けると車に搭載したバッテリーの電力が消費し、なくなってしまうとバッテリー上がりの原因となります。
搭載されているバッテリーはエンジン始動時などに必要な電流を短時間で放電する能力と、エンジンが始動しているときはオルタネーター(発電機)によって発生した電力を充電する機能をもっています。
エンジンが停止していると発電機による発電が行われません。したがって、車載バッテリーによる発電によってライト類をはじめとしたエアコンやオーディオといった電装品に電気が供給されます。長時間エンジンを止めたままライト類を点灯、オーディオなどを使い続ければ、バッテリーに蓄えられた電力が消費されます。そして電力がなくなるとバッテリー上がりの原因となります。
ちなみに、ここで紹介しているバッテリーはハイブリッドシステムの駆動用バッテリーではなく、発電用に搭載されている鉛蓄電池のことを指しています。
冬はバッテリーが上がりやすい?
車載バッテリーの中にはバッテリー液と呼ばれる希硫酸が満たされています。この液体は温度が下がると性能が落ちる傾向があり、温度の下がる冬はバッテリーが上がりやすくなるのです。
新品のバッテリーでも外気温が0度で約80%、真冬の北海道のようなマイナス20度という過酷な状況では50%の性能しか発揮できなくなります。
これが古いバッテリーの場合さらに能力は低くなってしまいます。したがって寒い地域ではバッテリーを冷やさないようにする工夫が必要で、頻繁な雪かきも効果的な方法と言えます。
車を使う頻度が少ない場合
長期間車に乗らない場合や走行距離が少ないとバッテリーが上がりやすくなるのは、バッテリーの自然放電が原因です。
車には様々な電装品が搭載されています。なかでもコンピューターやカーナビゲーションなどは記憶装置や時計装置を維持するために使用していない状態でも少しずつ電気を消費しているからです。走行せずに発電しないと、どんどん自然放電が進み、最終的にはバッテリー上がりとなってしまいます。
バッテリーの寿命が近い
車の使い方によって異なりますが、バッテリーの寿命は一般的に2~3年が目安と言われています。近所の買い物などにしか乗らないような走行距離の短い車のバッテリーは寿命が短くなる傾向があります。
それは、走行しても発電する時間が短いため、バッテリーに蓄電される量が少ないのが理由です。
また寿命の近づいたバッテリーは発電機能が劣化し発電量も落ちてしまいます。バッテリーの寿命が近づくサインはバッテリー本体が膨らんでいること。そして、エンジンを始動させるときのスターターモーターの回転が弱くなるなどです。
どれくらい放置するとバッテリーが上がるのか
うっかりヘッドライトや室内灯をつけっぱなしにして車から離れてしまった場合、ヘッドライトの場合なら大体一晩。室内灯だと約40時間でバッテリー上がりを起こします。また全くエンジンを掛けない状態が続くと、約3カ月でバッテリーは自然放電してしまいます。このように長期間乗らない場合はバッテリーのターミナルを外しておくことをオススメします。
・バッテリーが上がった車を放置しても大丈夫?
バッテリーが上がった車をそのまま放置すると、バッテリーがさらに消耗してしまうだけで、何も良いことはありません。
バッテリーが消耗してしまうと、エンジンがスタートできないばかりでなく、リモコンキーなども使えなくなり車内に入ることもできなくなる、なんてこともあります。もし、自分の車がバッテリー上がりを起こしてしまったら、そのまま放置せずに急いでバッテリーの充電や交換をしてください。
・バッテリー上がりの症状
エンジンが始動しない
バッテリー上がりの症状として、まず挙げられるのがエンジンの始動ができないことです。一般的にエンジンを始動させる際はバッテリーの電力を使ってスターターモーターを回転させます。
しかし、バッテリー上がりを起こしてしまうとスターターモーターを動かす電力がないため、スタートさせようにも何の反応もしないということになります。スターターモーターを回す力が弱まってくるとバッテリーの寿命が近づいているサインです。
・メーターが光らない
バッテリー上がりを起こすと、スターターボタンを押したときに点灯する、コックピット内の警告灯の表示が暗くなります。さらにメーター類を点灯させようとしても暗くなってしまいます。
これはバッテリー上がりを起こしたことで、電気機器に電力が供給されないからです。メーター類が暗くなることは、バッテリーが弱っているというサインなので、早めの充電・交換を行いましょう。
バッテリー上がりとよく間違えられるトラブル
スターターモーターの故障
バッテリー上がりに似ている車のトラブルの症状はスターターモーターの故障です。
バッテリー上がりの症状をユーザーが実感するのは、エンジンを始動させようとしたときが多いはずです。エンジンを始動させようにも全く反応がない!そういう場合、バッテリー上がりかスターターモーターの故障が原因であることが多いです。
それではバッテリー上がりとスターターモーターの故障の違いを説明しましょう。もしバッテリーが上がっていると、電力がないため、室内灯やインパネの表示が暗くなるもしくは点灯しません。一方スターターモーターの場合は電装品がキチンと点灯しているにも関わらずエンジンが始動できないという違いがあります。
・ガス欠
バッテリー上がりに似ている車のトラブルの症状に似ているのが「ガス欠」です。
ガス欠とは燃料タンクだけでなく、予備タンクにも入っている燃料をすべて使い切ってしまうことです。ガス欠になると、スターターモーターは作動しますが、燃料が供給されないためエンジンが掛かりません。
しかしバッテリーが生きていて電力はあるため、警告灯やメーター類は点灯します。ただしエンジンによる発電ができないため、そのままバッテリーの電力を使ってしまうとバッテリー上がりを起こしてしまいます。
・燃料ポンプの故障
燃料噴射ポンプが故障すると、バッテリー上がりと同じようにエンジンの始動ができなくなります。
燃料噴射ポンプは燃料タンクに入っている燃料をエンジンの内部に送るパーツです。このパーツが壊れるとエンジンに燃料を供給できなくなり、始動できなくなってしまいます。バッテリー上がりとの違いは、スターターモーターは作動しますし、警告灯やメーター類が点灯することです。ガス欠と違って、燃料がたくさん入っているのにエンジンが始動できないと言う場合は燃料噴射ポンプの故障の疑ってみましょう。
バッテリーが上がってしまったら、どう対処すべきか
もし、自分の車のバッテリーが上がってしまった場合、ジャンピングスタートという方法でエンジンを始動させて対処します。ジャンピングスタートは他の車(救援車)のバッテリーからブースターケーブルを使って電池を一時的にわけてもらう方法。そして、ジャンプスターター(エンジンスターターとも言います)と呼ばれるアイテムを使う方法があります。
【バッテリー上がりの対処法その1:救援車を使う】
自分の車がバッテリー上がりを起こしてしまった場合の応急措置として、まず救援車を使用したジャンピングスタートの方法を紹介しましょう。
この処置を行うためには、もう1台の車とドライバー。そしてブースターケーブルと呼ばれるバッテリー同士を繋げるケーブルが必要となります。ブースターケーブルは赤がプラス、黒がマイナスという2本のケーブルで構成され、他車のバッテリーと正しく接続することで電気を供給するパーツです。
手順その1:ブースターケーブルをつなぐ
救援車を用意する場合、電圧が12Vの乗用車を用意しましょう。トラックなどは電圧(24V)が異なるためジャンピングスタートに使用できません。
救援車のエンジンを停止させ、ブースターケーブルをつなぎます。つなぐ順番はまず、赤のケーブルをバッテリーが上がっている車のプラス端子。続いて救援車のプラス端子。そして黒のケーブルを救援車のマイナス端子、最後にバッテリーが上がった車のエンジンの金属部分の順番です。
この時ブースターケーブルをつなぐ前にケーブル本体の点検をしましょう。皮膜の破損やケーブルの断線。またバッテリー端子を挟むクリップにガタがないかをチェックしておきましょう。
手順その2:救援車のエンジンをかける
ブースターケーブルを正しくつなぐことができたら、まず救援車のエンジンを始動させます。この時トランスミッションは、AT車はパーキング、MT車はニュートラルに入れてください。さらにサイドブレーキがしっかりと掛かっていることを確認してください。
ミッションとサイドブレーキの確認が終わったら救援車はアクセルを踏み込んで、エンジンの回転数を2000〜3000くらい高めにキープします。
手順その3:バッテリーが上がってしまった車のエンジンをかける
救援車のエンジン回転数を高めにキープした状態で、バッテリーの上がった車のスターターモーターを回してエンジンを始動させます。
ブースターケーブルをつないだ状態でバッテリーの上がった車のエンジンが始動できれば、ひとまず応急措置は完了です。ケーブルを外した後、走行することはできますが、バッテリー自体の寿命や損傷している場合はエンジンを止めると再始動できないこともあるので、ディーラーやカー用品店などで点検もしくは充電。またはバッテリーを交換してもらいましょう。
手順その4:ブースターケーブルを外す
バッテリーが上がった車のエンジンが始動したら、ブースターケーブルを外しましょう。取り外す順番はバッテリーの上がった車の金属部分につないだマイナス端子が最初です。続いて、救援車のマイナス端子。救援車のプラス端子、エンジンが上がった車のプラス端子が最後です。
これは取り付け方と全く逆の順番となります。この順番を間違えると火花が出たりするので、間違わないように覚えてください。
手順その5:復活したバッテリーを充電する
ジャンピングスタートによってエンジンが始動できたとしても、安心はできません。なぜならバッテリーの電力はほとんどない状態で、エンジンを止めると再始動できない可能性は高いからです。そこでエンジンが掛かったら、しばらくエンジンを掛けっぱなしにする。または30分以上走行することでオルタネーター(発電機)による発電を促し、バッテリーに蓄電させることが望ましいです。
ジャンピングケーブルの購入方法
ジャンピングスタートの際に使用するブースターケーブルはカー用品やインターネットで購入できます。ブースターケーブルは対応する電流の量を表すアンペアとケーブルの長さによって価格が変わります。目安としては1500円~4000円ぐらいです。
【バッテリー上がりの対処法その2:ジャンプスターターを使う】
【バッテリー上がりの対処法その3:ロードサービスを利用する】
【バッテリー上がりの対処法その4:バッテリーを交換する】
ハイブリッドカーはバッテリー上がりするの?
ハイブリッドカーのバッテリーが上がる場合
ハイブリッドカーには普通の車と同様にエンジンを始動させるためのバッテリーと、走行用のモーターに電力を供給するモーター駆動用のバッテリーの2つのバッテリーが搭載されています。一般的に車載バッテリーと呼ばれるエンジンを始動させるためのバッテリーならば、ジャンピングスタートの方式で対応できます。
しかし、モーター駆動用のバッテリーが上がってしまった場合は高電圧なので危険です。自分で対処せずにディーラーもしくはロードサービスに連絡しましょう。
バッテリーを点検する方法
・バッテリーの使用期間
・バッテリーの電圧
・バッテリー液の量
・ガソリンスタンドでバッテリーの点検をしてもらえる
さてどうでしたか?バッテリーが上がった時の対処法は是非チェックしておいきましょう★
いざというときに役に立ちます(*’ω’*)
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