車のエンジンオイルについて
タイヤショップツーエルです。
今日は、久しぶりに雨が降って寒い福山です🚕
明日は、成人式ですので晴れてほしいですね🤩
さて、車にとってエンジン内を循環するエンジンオイルはとっても大事なものなのです。
エンジンオイルのコンディションを良い状態で維持することで、エンジンを長くベストな状態で保ちます。
エンジンオイルはエンジン内を潤滑して摩耗からエンジンを守ったり、汚れを吸着するという役割を持っています。
エンジンオイルはガソリンと違いたくさんの種類が存在し、使用するオイルは車種によって変わってきます。
エンジンオイルにはどのような種類があるのです。
エンジンオイルの容器には例えば「10W-40」や「5W-50」などの記号が記されています。↑上の画像の様に!!
オイルはその粘度を硬くするか柔らかくするかによって、目的や普段の走り方により良くマッチさせることが可能です。
オイルの粘度の記号に書かれた数字は、大きいほどオイルが硬く、小さいほど柔らかいことを表します。
例えば新車時の粘度が「10W-40」の場合、「5W-40」に変えることでオイルは低温時に柔らかくなりエンジンの始動性を高め、高温時でも油膜切を起こさずに保護性能を向上します。
エンジンオイルの缶には「○W-●」という記号が表示されていますが、これはオイルの粘度指数(オイルの硬さ)を表しており、
○Wは低温側の粘度指数、●は高温側の粘度指数を表しています。
「10W-40」
こちらの記号を解説すると、まず先頭の数字「10」が低温時の粘度を指します。
そのあとの「W」はWinterの略、後ろの40は高温時の粘度となります。
この場合、低温時というのは車が始動する時の目安、高温時というのは油膜保持性の目安を指します。
つまりこのオイルは「冬場などの低温時の粘度は10で高温時の粘度は40」という事になります。
低温時の数字は低いほど粘度が低く、低温で固まりにくい特性があります。
高温時の数字は大きいほど粘度が高く、数字が高いほどオイルが固くなります。
この数値は高ければいい、低ければいい、ではなく、例えば低粘度の場合は始動性はいいがエンジンの保護性能が弱いなどがあり、
高粘度の場合は高温でもエンジンをしっかり保護する代わりに、燃費が悪いなどそれぞれにメリットデメリットが存在します。
エンジンオイル交換の時期について
エンジンオイルの交換時期は、車種によっても異なり、自動車メーカーでは走行1万~1万5,000kmまたは1年と指定している車種もあります。
新車時のコンディションを維持するためには、5,000kmまたは半年のサイクルで交換するのがオススメです。
エンジンオイルには、エンジンの汚れをとる清浄作用がありますが、運転するたびにエンジンオイルはどんどん劣化していきます。
また、エンジンオイルは走らなくても劣化します。
エンジンオイルはサラダオイルなどと同じで、空気や水分、熱などで酸化します。たとえ距離を走らなくても、運転の仕方でオイル交換時期も変わってきます。クルマを長持ちさせるためにも、定期的にオイル交換をしましょう。
オイルフィルターの交換も忘れずに
オイルフィルターとはオイルの汚れをろ過するフィルターで、オイルエレメントとも呼ばれています。
オイルはそれ自体が汚れることでエンジン内を綺麗に保ちますが、オイルフィルターは鉄粉などオイルに混ざった汚れを取り除いてくれるわけです。
フィルターのろ過能力が落ちてくると、汚れたままのオイルをエンジン内部に循環させることになります。
これではオイルをせっかく新しくしても、エンジンを傷めてしまうことに。
オイル交換2回に1回の割合でオイルフィルターの交換もおすすめします。
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