毎年　10月、11月になると、冬に向けてタイヤの交換の時期がやってきます🚗
冬用のタイヤと言えばやはりスタッドレスタイヤが主流ですが、オールシーズンタイヤというものも
最近よく聞くようになりました。

オールシーズンタイヤとは、夏用と冬用の性能を両立させた全天候型タイヤのことです。
春夏秋冬1年を通し、どのシーズンにおいても走行できるタイヤです。
夏の晴れた日の乾いた路面から、雨で濡れた路面。そして冬のちょっとした雪が積もった路面でも安心して
ドライブのできる対応が広いタイヤです。

オールシーズンタイヤが幅広い路面状況に対応できるのかというと、
タイヤ自体に特殊なコンパウンド素材を使用しているから為と
排水性を高めたトレッドパターンを採用するなどの工夫を施しているからです。

乾いた路面では高いグリップ力によって安定した走行性能を発揮し、濡れた路面では高い排水性によってスリップなどを抑えてくれます。さらに寒さに対応したゴムによって冬の浅い雪、圧雪路、シャーベット状の雪ならば、オールシーズンタイヤで走行することができます。

オールシーズンタイヤは、夏用タイヤではスリップしてしまうほど雪が積もった路面状況でも
走行できるのが特徴です。雪の状態にもよりますが、浅雪や圧雪路、シャーベット状の雪であれば
オールシーズンタイヤで走行が可能です。

スタッドレスタイヤとの違いは、オールシーズンタイヤは凍結したアイスバーンを走行できないことです。
アイスバーンのような滑りやすい路面では、オールシーズンタイヤではスリップしてしまいます。

降雪量が多い地域や路面凍結が起きやすい地域は、スタッドレスタイヤを装着することをおススメします。